![](https://i1.wp.com/muku-reno.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_1219.jpeg?fit=1024%2C768&ssl=1)
これから梅雨の季節、湿度が高まり、無垢フローリングの膨張が始まる時期になります。
基本的に無垢フローリングは樹種の違いによって伸縮の度合いは異なりますが、湿度の高い時期には含水率が上がり幅が広がり、乾燥する時期には含水率が下がり、幅が縮まります。
![](https://i0.wp.com/muku-reno.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_1220.jpeg?fit=1024%2C768&ssl=1)
写真ではわかりにくいのですが、パインの無垢フローリングが膨張して両サイドが盛り上がった状態になっています。
まだ大きなトラブルではありませんが、これがひどくなると、割れや盛り上がり、扉の開閉が困難になるなどの症状になります。
![](https://i2.wp.com/muku-reno.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_1223.jpeg?fit=1024%2C768&ssl=1)
このような症状になるのは湿度が極端に高くなったり、水漏れなどで含水率が高くなった場合などですが、通常の湿度でも無垢フローリングは四季を通じて伸縮するものなので、施工時に充分なクリアランスが取られておらず、膨張する無垢フローリングのチカラの逃げ場がなくなり、大きく床が盛り上がるようなこともあります。
反りが発生した場合の対処方法はその反りの状況にもよりますが、削ったり、サネの部分に丸鋸を入れてクリアランスを作るなどの方法がありますが、なかなか元通りとは難しいので、あまりに酷い反りは貼り換えの方が良いかもしれません。
先ずは状況の確認が最優先ですのでお困りの場合はお問合せ下さいね。