無垢フローリングのトラブルのひとつに「床鳴り」があります。
原因は湿度による膨張や収縮などいくつかありますが、その多くが接着不足。
今回補修に訪れた現場は某ホテルの客室で、下地とフローリングの接着が不足しているとその間に空間ができてフローリングが浮いていました。
このような場合はその空間に充填をすることで床鳴りを止めることが可能です。
充填するのはコニシボンドのフロアメンダーなどがありますが、今回は下地がスラブのため2液性のジョリシールJB-23を使用します。
JB-23は通常コンクリートのひび割れ注入補修材ですがコンクリートとの接着に適しているので直貼りフローリングの浮きには最適です。
目立たないサネの部分に電動ドリルで注射針と同じ直径の穴を開け、この主剤と硬化剤を混ぜて注射器で注入し床鳴り補修完了。
無垢フローリングだけではなく店舗など歩いていて床が浮いて床鳴りが発生しているお店もよくあるので、床鳴りでお困りの際はご相談下さいね。