クルミの無垢フローリングをこの夏に納品させて頂きました東大阪市の一戸建ての現場で、お施主様が「もう少し色が濃い方が良かったなぁ」とのことでそれならばと現場で再塗装をさせて頂きました。

クルミの無垢フローリングは「シルバーウォルナット」と云う種類で、「ブラックウォルナット」とは異なり、元々グレイッシュな乳白色の樹種です。

更に今回このクルミの無垢フローリングのこのグレイッシュな色調を活かすためにオイル仕上げ（スーパーマット）で仕上げておりました。
これはこれで格好良いのですが、敷き並べてみると思っている以上に白っぽいため、この上から着色をすることにしました。
写真の下部が元々の色調で、上部が上から塗装を施したものです。

クルミの無垢フローリングの杢目や表情を活かして、「いかにも着色しました」と云うわざとらしさのない仕上がりで、すでに塗装済みの無垢フローリングの上から塗装をする必要があり、そして何より居住中の物件ですので乾燥が早くなければなりませんので、様々な塗料を試した結果BONAのICクラフトオイル「アーリーアメリカン」をチョイス。

クルミの無垢フローリングがグレイッシュでシャビーな表情でしたが、「明るいブラックウォルナット」と云った雰囲気の落ち着いた表情に仕上がり、無事にお施主様にもご満足頂けました。

無垢フローリングの色調などでお悩みの場合はご相談くださいね。